承認欲求の老害暴走🏍️
ある立場、
特に経営層になると
承認欲求が強すぎる傾向になりがち。
承認欲求というと
心理学者アブラハム・マズローが
提唱した「欲求5段階説」が有名。
欲求5段階説とは、
人間の基本的欲求を
5段階に分類したもの。
1.生理的欲求:
食事など生きるために
必要となる本能的な欲求
2.安全欲求:
他者に脅かされることなく、安全に暮らしたいという欲求
3.社会的欲求:
集団に属したい、他者からの愛情を
受けたいという欲求
4.承認欲求:
他者から認められたい、
尊敬されたいという欲求
5.自己実現欲求:
自分の力を最大限引き出して目標を
達成したいという欲求
1が満たされると、
2を満たしたいと
高次の欲求を求めるという理論。
経営層になり
特に歳を重ねて
社会的地位を手に入れると
手離したくない一心で
自分の話しばかりしたり
否定された事に過度に怒り
人や環境のせいにして
不平不満を言ったりなどが
この典型的な強すぎる承認欲求が
悪循環をもたらす。
最近の報道で多く見受けられるのは
特に20年以上にわたり
ある社会的立場を担ってきた人ほど
そのような組織ほど
以前から欲の塊が積み重なり
自身の老害に気が付かず
晩節を汚す結果となっている。
承認欲求は
自己成長や
モチベーションを
あげるためにはいい面もあるが、
経営層など
ある一定の立場では
組織を壊滅させてしまう
恐ろしい欲求かもしれない。
経営層になると
コンプレックスが多少解消され
嫉妬の争いもだいぶ減り
最後に残る
この強すぎる承認欲求という
自分が周りから認められたい
執着の最終地点には
今まで築き上げたものが
一瞬で崩れ去り、何も残らない。
自身の戒めのため、
良い面の承認欲求は活かし、
承認欲求の暴走に十分注意して
周りの過去の常識や評価に
流されることなく
淡々と
数字という結果でしっかりと語り
この数字をもって
利用者や
愚痴も言わず
会社ルールを厳守し、
行動する職員へ
しっかりと還元し
経営者として
客観的評価する役割を
果たしていきたい。