安易な食事介助🍴
普段自力で食事出来る方へ
安易な食事介助は
かなり危険が伴う。
以前にコロナ禍の時、
勉強も兼ねて
介護実務者研修を
受講させて頂いた時
講師の先生が
食事介助の危険性を
かなり強く訴えていた。
実習へきた介護未経験の方へ
簡単だからと思ってか
直ぐに食事介助させる施設があって
愕然としたらしい。
三大介助と呼ばれる1つの入浴介助は
危険性をかなり認識されていて
実際介助側も指導側も
注意深く慎重していくが
食事介助に関しては
食べさせればいいだけと
簡単に考えて
やらせてしまうのだろう。
シルバービレッジでは
三大介助の内
入浴介助や排泄介助に関しては
職員の不注意により
転倒させた事はあれど
亡くなられた方は
今まで1人もいない。
しかし
施設内で食事後に亡くなられた方は
3名もいる。
その内、食事介助後に
急変によって
亡くなられた方は
今回も含め2名だ。
この結果から受けても
介助の中でも
食事介助がより危険性が高いのは
言うまでもない。
職員貴方の
安易な食事介助がきっかけで
誤嚥や窒息を招き
命を奪う可能性がある。
食事介助に関しては
食事姿勢やスプーン操作
一口量、ペース調整など
危険要因を理解しながら
人によって
食べ方は各々の癖があったり
また
食事介助をする位
良い状態とも言えないため
残渣物や飲み込みを確認しながら
慎重に慎重を重ねる位で
なければいけない。
だからこそ
自立支援の観点から
本人が
本人のペースで
食べてもらう事こそ
予期せぬ誤嚥や窒息を防ぎ
無意味な食事介助による
命を失う最悪な結果は防げる。
今回
貴方の
安易な食事介助を
しなかったら
結果は
同じだっただろうか?
食事介助をきっかけとした
亡くなった命は二度と戻らないし
全く心の準備なく
予期しない家族のこの悲しみは
計り知れないだろう。