ケアマネ更新制廃止😲
厚生労働省は
27日、社会保障審議会介護保険部会で、
ケアマネジャーの資格の更新制を
廃止する案を示した。
現行では、
5年に1度の研修が
更新の条件になっているが、
ケアマネの負担になっているとの
指摘があった。
更新制はなくしても、
定期的な研修は必要として、
5年間などの一定期間の間に
分割して受講するなど、
柔軟に受講できる環境整備を
行うべきだとしている。
また、減少傾向で担い手確保が
課題となっていることから、
ケアマネの資格取得に
必要な実務経験を
5年から3年に見直すことや、
実務経験の対象となる国家資格に、
救急救命士や公認心理師など新たに
5資格を加えるなど、
要件を緩和する方針も示された。
厚労省は年末までに
議論をとりまとめ、
来年の通常国会に
関連法の改正案を提出したい考えだ。
更新制が廃止される事は
ケアマネ負担の観点からしても
大変喜ばしい事だし、歓迎したい。
しかし
それに代替する
義務的な研修をやらせるようなら
更新制廃止の意味が無くなるのではと
かなり危惧する。
質を保つ為との理由を言いたがるが
果たして更新制も含めた研修が
どのような効果があったのか
現場ケアマネの声を聞くなど
しっかりと総括しなければいけない。
国や
ケアマネ会など一部の組織団体
所属職員の存続の為の研修では
絶対あってはならない。
ケアマネの取得要件を
緩和するのももちろん賛成だが、
取得後の負担が
一番のネックだからこそ
そこを軽減しなければ
ケアマネ減少の流れは変えられない。
今回で
ケアマネ負担の抜本的改革が出来なれば
より状況悪化を招く可能性があるため
今後の動向を注視したい。
名前を付け替えた
更新制みたいな義務研修が
始まる予感しか無いが、
いい意味で裏切って欲しいと願う。