破産から学ぼう📚
愛媛県大洲市で
有料老人ホームなどを
運営する業者が、
破産手続き開始の決定を裁判所から
受けていたことが2日に分かった。
帝国データンバンクや
東京商工リサーチの
松山支店によると、
2007年3月に設立。
有料老人ホームや訪問介護の事業を
手がけていた。
しかし
コロナ禍の影響で
入所者の大半が退去したほか、
2024年には
市内で競合施設も開設。
2024年9月期の売上げは
約3400万円に留まり、
その後も業績は回復せず
2025年3月頃に事業を停止し、
破産手続き開始の決定を
松山地裁大洲支部から
11月20日に受けた。
負債は
約9000万円から
1億1000万円と見られている。
現在、義務化により
介護施設の財務状況を
誰でも閲覧出来るようになり
それを参考にし、私見ではあるが
今回の記事で破産した事業所と
比べても
この西北五地方でも
厳しい事業所をかなり多く感じる。
施設運営してから10年経過すると
修繕費など
想像以上の様々な大きな出費が
出始める。
これが
ボディーブローのように
じわじわ効いて来て、
気が付いた時には
取り返しがつかない状態となる。
最初の10年がかなり大切で
ここで
経営者が
厳格な数字管理をしながら
組織と職員の価値基準を
一致させなければ
変化を拒む現状維持職員が
蔓延し
組織を蝕み、破産への道を走る。
10年以上経過してから、
組織改革しようとしても
染み込んだ現状維持を打破するのは
容易では無い。
仕事においても
これまでの努力の蓄積での
結果・評価が
今の貴方の実力と信頼度。
すぐには結果や評価はされないが
いずれ人知れず努力こそ
実を結ぶだろう。