薬局の厳しい行く末😨
「薬局コアファーマシー」などを
運営する関連4社は
東京地裁に
会社更生法の適用を申請し、
保全管理命令を受けたことが
分かった。
帝国データバンクによると、
負債総額は約30億2600万円。
シティ・メディカル・HDを
持ち株会社とする同グループは
首都圏を中心に調剤薬局事業を展開。
中核の
シー・シー・コア・ファーマシーは
「薬局コアファーマシー」など
21店舗を運営。
家庭用医薬品や
医療用品の販売も手がけ、
2024年5月期は
年売上高約23億円を計上。
負債は5月末日時点で、
シティ・メディカル・HDが
約6億4600万円、
シー・シー・コア・ファーマシーが
約18億6600万円、
コア・ファーマシーが約2億4千万円、
コンフィアンスが約2億7400万円。
調剤薬局を
経営した経験からすると
事業継続は
中規模ほど
以前に増して厳しい状況だと思う。
ただ薬剤師が
調剤して、
投薬すればいいだけの時代は
とっくの昔に終わった。
技術料より処方薬の売上が大半で
私が経営している時から
薬価差(売価-納入価)がほとんど無く
利益を確保するのがかなり困難だ。
在庫していた薬が
処方されなくなれば
期限切れとなり
破棄しなければならず、
高価格な処方薬であればあるほど
ダメージが大きい。
薬の仕入管理が
非常に重要視され、
ずさんな仕入発注だと
倒産に追い込まれる。
何の業種においても
適当な数字に対する管理体制だと
同じ状況となる。
介護業界も
閉鎖する事業所が
今後より増えると予想され
利用者定員や空室、介護度など
数字にシビアな意識をもたなければ
過去の思考を変え、
変革な行動を起こさなければ
大変厳しい運命が待ち受ける。